引き取る物が、廃棄物なのか有価物であるのかの違いは非常に重要です。何故なら、廃棄物を取り扱う場合には資格や許可などの手順が複雑で難しくなるのに対して、有価物である場合には比較的簡単と言われる資格だけで済むからです。廃棄物と有価物の違いは、物としての価値があるかどうかです。今までは「お金を出して買ったもの」であれば廃棄物でも有価物としての取り扱いをしていましたが、現在の0円通知という規定では「リユース目的と思えないようなものは廃棄物として回収を認めない」「市場価値が認められないものは廃棄物として扱う」というような側面から判断をしているので、単純に買い取るだけでは認められなくなっています。
廃棄物かどうかは、判断が非常に難しい場合も多いそうです。一般的には、「品質が利用用途に達しているか」「悪臭などが出ていないか」「製品として市場で価値があるか」「適切な保管が行われているか」というところを見て、総合的な判断をしているそうです。実際の例で、「木くずに関する裁判」が行われたそうです。大量の木くずを業者にお金を払って引き取ってもらった際に、この業者が産業廃棄のための資格を持っていなかったために問題となったのです。しかし、この木くずが廃棄物ではなく、有価物である場合にはまた話が変わってきます。結果的に、木くずはただのゴミではなく、例えばチップなどの加工をすると価値のある物になるという面、木くず自体がリサイクル可能ということから、「木くずは廃棄物ではない」という結論を出したと言われています。このように、木くずのような一件ごみとして扱われそうな物でも、その価値については一概に判断をすることができません。

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